災害対策、防災は何をすればいいのか?【地震・耐震・防災グッズ】

私は防災関係の仕事をしたことがあり、その仕事を通じて学んだことが色々あり、みなさんに災害対策はどんなことをしてほしいのかについて学びました。

今回の記事では、
「家庭での防災ってどんなことをすればいいんだろう?」
「災害って怖いけど、なにからすればいいんだろう?」

って考えている方たちに読んでほしいと思います。

結論としては、
・「命を守る!」
・「衣食住を備える!」

この2つをメインに、そしてこれを根底に考えてもらえればいいかなと思います。

命を守る!

命を守る行動をとりましょう。
たとえば、大地震が起きました。
家が揺れます。家具が倒れ、食器棚のものが散乱し、棚の上に置いていた物が落ちてきます。
これが寝ている夜中に発生すると、寝ている自分にタンスが倒れてきたり、物が落ちてきたりします。

災害発生時の命を守る対策をしてみましょう。

「災害が起きたらどうやって生活していこう。」
「水はどうしよう、ご飯はどうしよう。」

と考える方がいると思いますが、それはさておき、まずは発生時の危険性についてイメージしてみてください。

先程のとおり、大地震で家具が倒れる危険性を考えます。
その対策として、

家具転倒
・大きい家具の下につっかえを入れて、壁側に家具を傾ける。
・高いところに落ちてきて危ないものは置かない。
・高所に物を置くなら、落ちてこないように対策する。

まずは、この3つが重要です。
大地震が発生して家具が倒れ、寝ている自分に倒れてきたら、打ちどころが悪いと致命傷になります。
そして、地震が収まったとしても、その後の脱出が困難になり、命を落とす危険性が高くなります。

「具体的になにをすればいいのか?」
と思う方は、ぜひ読んでください。

家具転倒

私の家では、母が和室で寝ており、タンスが置いてあります。
そのタンスの下に段ボールを小さく切ったものを差し込んでいます。
イメージとしては、ドアストッパーみたいに差し込んでいる状態です。
こうすることで、地震が起こって、タンスが揺れても壁側に傾くので、倒れてこなくなります。

「段ボールでは信用ならない!」
という方でしたら、家具転倒防止テープが販売されているので、こちらを使ってみるのがいいです。

そのほかの方法としては、
タンスと天井の間を埋めるように段ボールを置いておくのも有効と言われていますが、私は段ボールが落ちてくることが怖いと感じますし、その段ボールの中に物が入っていたら、これも危ないと思います。
なので、段ボールを置くよりも、ベルトで家具と壁を固定する方法がいいと思います。
もしくは、つっかえ棒を家具と天井の間に設置したり。
穴あけ不要で、テープで簡単に取り付けられるものがありますので、
買って取りつけるだけで安心感がだいぶ上がると思います。

家具の転倒防止をしたのと、してないのとでは、大地震発生後の家の中の状況は全然違ったものになります。
家の中ぐっちゃぐちゃにならずに済みます。

スリッパの準備

大地震発生後、物が散乱した家の中を歩くと、危ないです。
基本、日本人は素足で生活してますので、怪我をします。
割れたガラスやらで、家の中を歩くことが出来ません。
夜中であれば電気がつかず、暗闇を歩くことになります。

なので、寝る場所の近くにスリッパを備えておくといいです。
起き上がって、素足のまま暗い部屋を歩くと怪我をします。

衣食住の「食」を備える!

次は、大災害発生で生き残った後のことを考えてみましょう。

「停電したままで、電気が復旧せず、何もできない。」
「水道も止まって料理ができない。」

多くの場合、これが高確率で起きます。
対策としては、物の準備になります。
究極は「お家キャンプができるようにしましょう!」です。

なので、キャンパーがご家庭にいる方が心強いですね。w
しかし、水は備えていないかもしれませんね。
なので、水だけは意識して保管しておくようにしましょう。

私の家では、いつも水2Lペットボトル6本をスーパーで1箱買ってきて置いてあります。
手を付けないで保存しているわけではありませんし、普通に飲んでいます。
これが防災になります。
「飲んでたら、いざという時に水がないじゃないか!」
と思うかもしれませんが、私は、この水が切れないようにスーパーで買ってきています。

これが「ローリングストック法」というものです。
災害時にも使える
・水
・カップ麺
・パックご飯
・乾麺

・インスタント味噌汁
これらを日常で使いまわしています。
そうすることで、賞味期限が近づいてきたら、普通に消費して、新しく買ってきたものを保存しておくようにしています。
他にも、ローリングストック法によらない、長期保存食も備えてはいます。


最近の防災食はおいしいです。乾パンなんてずっと食べてられません。
被災生活はいかにストレスを無くし、普段の生活に近づけるかが大事です。
避難所の体育館で毎朝コンビニおにぎりと菓子パンばかり。。
こんなんじゃ発狂します。
あったかい味噌汁が飲みたかったりするはずです。それだけで被災生活のストレスをぐっと下げることができますし、活力が湧いてきます。

ちなみに、大災害があった場合、食糧供給は3日間は無いと思っておいてください。
なので、3日間は自力で食料をまかなえるようにしておいてください。

衣食住の「食」を備えるについて書きましたが、次の機会に「衣と住」について書きたいと思います。

まとめ

まずは

命を守る!

次に

「食」に備える!

です。

今回の記事で説明した防災グッズを最後に紹介しておきますので、
興味がある方は下記のバナーから見てみるといいかと思います。
命あっての物種!

家具転倒防止テープ

家具転倒防止つっぱり棒
つっぱり棒に関しては、アイリスよりも平安の方が私は好きです。作りがしっかりしてます。
つっぱり棒といえば平安というイメージです。

保存食
尾西がオススメです。
普通に食べれるんじゃなくて、普通に美味いです。
ちなみに、あったかいお湯を入れなくても、水でも作れる優れもの。

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