玄関に服をかける場所がなくて、突っ張り棒でジャケットやジャンパーを掛けていました。
はっきり言ってカッコ悪いし、だらしなく見えます。ごちゃごちゃして見えます。
子供達は突っ張り棒まで高くて手が届かず、玄関に服を投げっぱなしにする毎日。
子供達が自ら服を掛けられる高さにハンガーパイプを付けたい。
増え続ける帽子をかける場所が欲しい。
ということで、
2×4材を使って、玄関に簡単なハンガーラックをDIYで作ってみることにしました。
- DIYで玄関に子供が服を掛けられる高さのラック、棚を作る
- なるべく材料費を安く済ませる
2×4材を使ってDIY
奥行きはなくて良い、パイプを横向きに装着できれば良い。
あとは帽子を掛けれれば良い。
欲を言えば、後々拡張できればいい。
そう考えた結果、木材で棚を作るのが良いと思いました。
色々調べたところ、2×4材を使えば簡単に、しかも安く作れることが判明。
必要な材料をリストアップ!
- 2×4材 ホームセンターで購入できる
- アジャスター ラブリコというメーカー品を通販で購入
- 棚受け部品 これもラブリコを使用
- ハンガーパイプ ホームセンターで購入
- 水性ウレタンニス 通販で購入
- 刷毛 通販で購入
さて、ここでいうラブリコとはなんなのかを紹介しておきます。
まずはアジャスターです。
これが平安伸銅工業から販売しているラブリコというシリーズのアジャスターです。
ラブリコは1×4材や2×4材でDIYする際の部品です。
アジャスターとは、2×4材の柱を作る際、床面と天井の間の柱を突っ張らせて動かないようにするためのものです。
他にも1×4材用のサイズも売っています。
そしてラブリコから販売されている棚受けも買いました。
これを棚受けに使用しました。
次にハンガーパイプです。
これもラブリコと同じメーカーから販売しているものです。
突っ張らないパイプですが、確実に固定できるパイプです。
突っ張り棒を使うと、絶対に子供に乱暴に扱われて落ちてしまうと思ったので、固定できるパイプにしました。
次はニスです。
玄関に棚を設置することを考えると、水に濡れたり汚れたりする可能性があるので、コーティングができるツヤありウレタンニスを使用することにしました。
オイルステイン系のニスだと、ぶつかった時に色移りしたり、水に弱かったりするので、ウレタンでコーティングしました。
色はオールナットを選びましたが、玄関ドアの色とマッチしていて正解でした。
屋内木部用ではありますが、玄関程度の水濡れであれば、これで十分だと思います。
木材買ってきてニス塗り
和信ペイントの水性ウレタンニスを購入しました。
色の種類はオールナットを使用しました。
半透明のフタが容器代わりに使えます。使う時は刷毛の大きさに注意してください。大きすぎると容器に刷毛が入らず、うまく染み込ませることができません。
ニスを塗る前に木材にヤスリ掛けをしておけば仕上がりが段違いにキレイになります。
まずは1回目のニス塗り。
一気に色が変わりました。けど若干思った色より薄いなと感じたので、二度塗りすることにしました。
色の比較。
下が何も塗っていない状態。上が1度塗った後の状態。
ニスを塗る前後で、こんなに色が変わります。
塗り方や、塗る箇所の木目によっても色味が変わってきます。
一度塗りでもたっぷり塗れば、色味は濃くなります。
2度塗りし、納得のいく色味になったのでニス塗り終了です。
今回は2×4材を2本塗りましたが、3本4本と塗る場合にはニスが足りなくなると思います。
私は300mlを購入して、半分よりちょっと多い位使いました。
玄関に柱を設置
ニスを塗った2×4材が乾いたら、ラブリコのアジャスターを取り付けます。
設置したい場所に持って行き、最後に天井側のナットを閉めれば、どんどん突っ張って倒れなくなります。
突っ張らせた2×4材の間に棚板となる1×4材を取り付けました。この取り付けにはラブリコの棚受けを使ってみました。
2×4材の外側からネジを打つなら棚受けは必要ありませんが、試しにどんなものか使ってみました。
買ってよかったと思った点は、外側からネジを打たなくても棚をつけれること。
玄関ドア側の2×4材の外側からネジを打つことになるので、棚を付けてから柱を立てていく手順になってしまい、一人で設置するにはちょっと面倒になってしまいます。柱を設置した後から棚を設置できる点はよかったです。
もし棚受けを買っていなかったら、柱を設置する前に外側からネジを打って棚をつけることになります。
帽子を掛ける部分が欲しいなと思い、柱と柱の間に垂直に木材をつけてみました。
これはラブリコではない部品を使いました。
この部分も外側からネジを打てばいい話ですが、先ほどと同様に、設置が面倒なので、この部品を使って後付けしました。
一応これも棚受け部品ですが、私は写真のように使ってみました。
完成した状態がこの写真のとおりです。
ここから、「もっとこうしたいな」「あれを取り付けたいな」と思えば増えていくでしょう。
2×4材であれば増設可能なのが便利です。
とてもシンプルなものですが、壁に穴を開けたりすることなく設置できて便利です。
また、取り外しも可能で、別の家具に木材の流用も可能です。自由度の高い2×4材。ぜひお試しあれ!
コメント