エラーコード「E 02」が出始めた!
私が部屋で使っている石油ファンヒーターは長年使っているもので、中にホコリがたくさん溜まっているような状態です。
そんな状態で使い続けていたら、エラーコード「E02」が表示され、頻繁に止まってしまうようになってしまいました。
「買い替え時期かなぁ。」と考えていましたが、
その前に「このエラーってなんだろう?」と思い調べてみました。
エラーコード「E02」の意味
「給油サインが点灯しながらエラーコードも表示されている場合」は、灯油の問題みたいです。
しかし、私の場合は給油サインは出ておらず、「E02だけが表示されている状態」です。
これは、ダイニチのホームページで調べてみると、
「着火検出装置(フレームロッド)の故障、もしくはシリコンにより絶縁被膜ができ、着火を検出できなくなったため」
ということでした。
買い替える前に、自分で直してみよう!
ってことで、分解してみました。
今回の作業難易度は、★★☆☆☆星2つです。
難しくはないですが、危険を伴う作業なので星2としました。
ここから先で説明する作業は自己責任で行ってください。
自信がない方はやめてください。
最初は背面のホコリフィルターを外してネジを外して・・・ってやっていきましたが、途中で難しそうだなと思って断念しました。
けど、諦めきれずに直し方を調べてみると、前面パネルも外れることが分かりました。
作業工程
ざっくりと、作業の工程としては以下のとおりです。
- 前面パネルを外す。
- 銅色の鉄板を外す。
- 着火検出装置(フレームロッド)を紙やすりで磨く。
- 逆順で元に戻す。
1.前面パネルを外す。
まずは前面パネルを外します。
上の写真にある、下部のネジを2か所外します。
するとパネルがゆるむので、手で少し上方向に持ち上げると、表示パネル上部で引っかかっている所が取れます。
2. 銅色の鉄板を外す。
いわゆる燃焼室と呼ばれる部分の鉄板を外します。斜めに取り付けられている鉄板です。
この鉄板はネジ2か所、ツメ2か所でとまっています。これらを外していきましょう。
ネジとツメを外すと、鉄板を外せる状態になります。
斜め手前に持ち上げ、鉄板上部が中で引っかかっているので、奥に持ち上げて外します。
3. 着火検出装置(フレームロッド)を紙ヤスリで磨く。
フレームロッドが白くなっていれば、シリコンが付いている状態です。
このシリコンが被膜となって着火検出が出来ない状態になっています。
なので、このシリコンを紙ヤスリ、もしくは鉄のヤスリで落とします。
その際、削ったカスが網目状のコンロ部分に落ちないように、マスキングテープを使ったり、掃除機で吸いながら削ってください。
4. 逆順で元に戻す。
以上でメイン作業は終了となります。
あとは、元通りに戻すだけ。
分解ついでに軽くホコリを取っておけばバッチリです。
まとめ
今までは買い替えることしか考えていませんでしたが、買い替えるにも1万円くらいするストーブを気軽には買い替えられず、壊れてもいいや!と思って分解してみました。
結果的にエラーが直ったので1万円浮きました!
やはり自分で出来ることはやってみるものだなと思いました。
何事も経験だし、どこかでこの経験が生きる時もあると思います。
それに、こんな大きいものをゴミに出すのも、なんだか気が引けるので、今あるものを大事に使っていこうと思います。
おわり!
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