学生時代に乗っていた原付バイクに乗りたくなったので、直していこうと思い、
簡単なものから修理していきました。
たぶん10年以上乗っていない状態で庭に放置してました。
カバー掛けたり、物置に冬の間入れておいたり、入れなかったり。。
まずは、あがっているバッテリーを新しいものに交換して繋がないことには、
現状どうなっているのか分からないので、交換してみました。
今回の作業・メンテナンスの難易度は★★☆☆☆です。
ちょっとした工具を使うだけの簡単な作業です。
型式 AF61 ホンダトゥデイ
私の持っている原付は
HONDA TODAY(AF61)です。
原付なので50ccです。
この原付の特長は
- 乗り心地がいい
- 燃費もいい
- 軽快な走り
- トップスピードは55キロほど
- シート下のトランクが広くて、ヘルメットが入る
- 修理して乗り続けられる(部品がまだ流通している)
というところです。
買った当初は、やわらかい印象で可愛らしい感じに思えてましたが、
改めてみると、結構上品な感じがして好きです。
バイクの現状
動かない。
セルもまったく回らない。
ホーンもならない。
電気も付かない。
いわゆる、「うんともすんとも言わない。」状態。
リアタイヤは空気が抜けてホイールの中が見えている。
そんな状態です。
バッテリーの交換
HONDA TODAY(AF61)に適合するバッテリーは
「YT4L-BS」
というものになります。
で、通販でバッテリーを探すときは、この型式と互換性があるバッテリーを探さなければなりません。
バッテリーはものによって、
大きさ・電極の位置が違うので、注意しなければなりません。
大きければバッテリーケースに入らないし、
電極の向きが逆であれば繋げられません。
なので、購入時にはしっかり確認しましょう。
バッテリーメーカー
買う時にいろんなバッテリーを調べたのですが、
いろんな会社がバッテリーを販売しています。
そうなると性能が違ったり、評判も違います。
メーカーは
- GSユアサ(国産)
- 台湾ユアサ(GSユアサのOEM)
- 古河電池(国産)
- その他(不明・いろいろ)
となっており、いろいろあります。
この中でも一番高価で信頼できるのは、
やはり、GSユアサだと思います。
GSユアサは最初からバイクについているバッテリーだったりするので、
ほぼ純正と言ってもいいかもしれません。
そこで、騙されそうになる台湾ユアサの登場です。
ユアサという名前は入っていますが、品質は海外レベル。
国産にはかないません。
へタるのも早いみたいです。
頻繁にこまめに交換するかたなら、バッテリーはなんでもいいかもしれません。
GSユアサの次の候補として考えられるのは
古河電池です。これは国産です。
GSユアサが高価なので、古河電池にしようかなと思いましたが、
こちらもけっこう立派なお値段なのでやめました。
で、結局買ったのは
「OTX4L-BS」という社外バッテリーです。
安かったです。けどもう品切れみたいです。
散々高価だの立派だの書きましたが、無難にGSユアサを買ってもいいかもしれません。
3000円くらいで買えるものです。
台湾ユアサと1000円くらい違います。
バッテリー装着
バッテリー交換は意外と簡単です。
原付のステップボードに開けられる部分があるので、ドライバーであけます。
写真の錆びたネジ部分を開けるとバッテリーがあります。
ゴムバンドで留められたバッテリーがあり、
このゴムバンドが年月経っているとなかなか硬くて、簡単には外せません。
マイナスドライバーを準備して、ゴムバンド先端についている金具部分を押し込んで、
ツメをやっとのことで取り外せました。
バッテリー交換で一番怖いのは、電極を外す順番です。
マイナス(黒色)から外してください。
つける時は最後にマイナス(黒色)をつなげてください。
なかなか覚えられないかもしれませんが、
私はマイナス単独でバッテリーに繋がっている状況を作らない!というように覚えています。
古いバッテリーをマイナス、プラスの順番で外して、
新しいバッテリーを取り付けます。
取り付けるときはプラス、マイナスの順番です。
黒→赤→赤→黒という順番です。黒に挟まれている赤です。
人それぞれ覚え方があると思うので、色々なイメージ方法で覚えてください。
あと、電極にドライバーをつけたら
電気がビビビッと来るんじゃないかとか不安になるかもしれませんが、
来ません。w
両手にドライバー持って、両方の電極に同時に接続したら
もしかしたら電気が来るかもしれませんが、
それは試したことはありません。
ちなみに、外す順番を間違えると、
ショートしたり、ヒューズがとんだり、火花が散って火傷しちゃうかもしれません。
バッテリー交換方法
- ステップボードのふたを開ける
- ゴムバンドを外す
- 黒色のマイナス端子から外す。
- 次に、赤色のプラス端子を外す。
- バッテリーを抜き取り、新しいバッテリーを入れる。
- 新しいバッテリーに赤色のプラス端子を接続する。
- 次に、黒色のマイナス端子を接続する。
これでバッテリー交換ができます。
バッテリーをつなげてみたら・・・
バッテリーをつなげてみると、
ライトが切れている。NG
メーターパネルは光ってる。OK
ウィンカー類やブレーキランプはまだ点く。OK
セルは回る。OK
けど、エンジンはかからない。。NG
ガソリンが古すぎるからかな?
中でオイルとかガソリンがデロデロになって固着したりしてるのかな?
まぁよくわかりませんが、とりあえず、電気系統はまだ生きてました。
まとめ
バッテリー交換はとっても簡単なので、
バイク屋に持っていくより自分でやったほうが安いかもしれません。
バッテリー交換はバイク屋さんでやってもらうと、
5000円以上はかかると思います。
必要な工具は
・プラスドライバー
・マイナスドライバー
・新しいバッテリー
くらいです。
デメリットとしては、バッテリーの廃棄に困ること!
こんなの家に置いてあっても使い道がない!
ってことになりますが、最近は通販で新しいバッテリーを買うと、
古いバッテリーを回収してくれるサービスもあります。
有料だったり無料だったり。
けど、私は今度近くのガソリンスタンドに引き取ってくれるかどうかを
聞いてみようかなと思って、そのまま家に置いてあります。
今回買った通販のバッテリー屋さんでは、アフターサービスとして、
無料でバッテリーを引き取ってくれるサービスがありました。
要領としては、
- バッテリーのレビューを書く。
- 注文番号を伝える。
- ヤマト?佐川?の着払い伝票が封筒で届く。
- 段ボールにバッテリーを入れて、着払い伝票を貼って送りつける。
これで邪魔になっていたバッテリーがきれいさっぱりなくなりました!
バッテリーいろいろ
まずはGSユアサのバッテリー
こっちが台湾ユアサ
古河電池のバッテリー
最後によくわからないところの社外バッテリー
私は社外バッテリーの安いものを取り付けましたが、品質はまだ分かりません!
なにせバイクがまだ動かないので何とも言えません。
乗れるようになったら評価について書こうと思います。
さて、次は切れたライトを交換しなきゃなぁ。
あと空気入れなきゃ。
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