セキセイインコがゲロゲーロ戻す【嘔吐・発情の可能性】

最近、うちの3歳くらいのセキセイインコが嘔吐しまくっており、足で口先をいじって、
ねっちょりと嘔吐していました。

こんな状態のインコを見たことが無く、
「なにかの感染症?金属中毒?なんだこれ!?」

ってなったので、動物病院に行って検査してもらいました。

結果としては、不明!
レントゲン、そのう検査、触診などの結果、異常は認められないということでした。

原因として考えられることとしては、

考えられる原因
  • 発情
  • なんらかのストレス

この2つが真っ先に考えられる原因と思われます。

それでは、詳しく書いていきます。

症状

ぱっち、ぴっち、ぴーちゃん

上にも書きましたが、

  • 異常なほど嘔吐する。(嘔吐というより吐き戻し?)
  • 餌をいっぱい食べる。

といった症状(行動)が普段から見られるようになりました。

私としては、

「オスだから発情かな?」
「けど疥癬症(ダニ)とかメガバクテリア(感染症)の可能性もあるな。」

と考えていました。

放っておいても治るものではないので、病院に健康診断も兼ねて、
うちの3羽を連れて行ってみました。

診察

3羽をそれぞれ虫かごのような透明プラスチックケースに移して、
キッチンデジタルスケールの上に乗せて体重測定。

インコの体重目安

・40g以上…太り過ぎ(めたぼ)
・35〜40g…がっちり(マッチョ)
・30〜35g…標準(大人)
・25〜30g…痩せ(ちょっと成長してきたらこんなもん)
・20〜25g…痩せすぎ(幼鳥ならこんなもん)

こんな具合が平均となっています。

うちのゲロゲーロしているインコ(ピーちゃん)は35くらいのマッチョでした。
けど、普段の行動を見ていると、マッチョという印象はありません。
むしろ病弱で、左目の視力がないかもしれないし、右足が骨折している。

ということは、食べ過ぎです。
そのう検査は異常なし。

もう1羽心配だったインコ(ピッチ)の症状は、
いつも口をパクパクさせていて、
これがメガバクテリアや気管系の病気じゃないかと疑っていました。


このインコ(ピッチ)は標準体重でした。
見た感じも一番シュッとしててスマートな印象だったので、そんな気がしてました。

そのう検査は異常なし。
しかし、レントゲンを見てみると、
精巣が普通より肥大化していました。
問題になるほどまでは行かなくても、通常よりも大きいのは確かでした。

3羽の体重測定は

「重い、重い、標準」

という結果でした。

糞便検査もしてもらいましたが、3羽ともに異常はありませんでした。

結果

これらの点から考えられるに、
一番疑わしいのは発情です。

発情すればエサをモリモリ食べてしまう。
発情相手に吐き戻しをしようとする。

じゃあどうするの!?
ってことで、書いていきます。

発情対策

エサを食べ過ぎると発情する。
日照時間(明るくしている時間)が長いと発情する。

ということを先生に教えてもらったので、今後は明るくする時間を短くしていきます。

だいたい10時間未満が良いということなので、
もうちょっと早くに鳥かごにカバーをかけて寝かせてあげようと思います。

そしてエサ問題。
うちで与えているエサを先生が見たところ、
シードが多いとの指摘を受けました。
アワキビ8.9割、シード1割でも良いとのことでした。
タンパク質が多いと太りやすいので、もっとシンプルにすべき。

ボレー粉やカトルボーンは与えないと、カルシウムとかが欠乏してしまうので、
シードで補えない栄養をとるためにも、
ボレー粉やカトルボーンは取り上げないようにしてください。

あとはネクトンSを与えていれば、野菜は必要ないとのことです。
たまーにおやつとして野菜をあげてもいいけど、与え過ぎないようにとのこと。

出来れば個別にケージを用意して飼う方が、健康管理もしやすいと言われました。
が、それはなかなかな難しいです。そんな広い家に住んでません。。

ケージを分けてあげれば、エサに薬を混ぜて特定の1羽だけに食べさせることができるし、
糞便の見分けも付き、異常にすぐに気づけるというメリットがあります。

発情対策
  • エサのブレンド量を調節する。シードあげすぎない!
  • タンパク質を取り過ぎない食事にする。
  • 野菜もあげる量を考える。
  • カトルボーンやボレー粉を与える。
  • ネクトンSを与えていれば、基本的に野菜はいらない。
  • ケージを分ける。
  • 明るくする時間を短くする。早く寝かせる。

まとめ

まずはエサを買いなおそうと思います。

そして体重管理も必要なので、キッチンデジタルスケールを購入しようと思います。

病院で使っていたのはTANITAのデジタルスケールでした。
TANITAなら細かい数値まで(0.1g)まで測れるので、
私もTANITAのものを買おうかなと思っています。
あとは、体重計測する時のために、虫かごを買います。
虫かごは、インコが弱って保温しなきゃいけなくなった時にも必要になるし、
病院に連れて行くときも使えるので、持っていて損はないと思います。


病院では、これを使っていました。

安いものだと0.1g単位で測れません。

インコ飼っている人なら、持っておきたい栄養剤

安定のエクセルカトルボーン
ケージに取り付けるための金具が付属しています。
ケージ網が縦目の場合は取り付けにくいですが、不可能ではありません。
横目のケージなら簡単に取り付けられます。

あと、余談ですが、
先生から、「通常のインコのレントゲン写真はこうなっている」
と説明してくれた時に見せてくれた本がありました。
「いいなこれ(ニヤッ)」
と思ってネットで調べてみると、めっちゃ高価な本でした。
獣医とかしか持っていないような本です。
インコマニアには垂涎ものでしょう。ご興味のある方はどうぞ。w
欲しいなぁ。。

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