今日はうちで飼っている亀子の水槽づくりの話です。
北海道は冬になり、亀には厳しい季節になり、
「水の中にずっと入れておくのは流石に可哀そうだな。。」
と思い、水槽を作りました。
作ったといっても、簡単なものです。
同じように亀を飼っている方に見てもらって、亀に快適な住環境を与える人が増えればいいなと思ってこの記事を書こうと思います。
では、書いていきます。
今回の製作レベル難易度としては★☆☆☆☆星1つといったところです。
道具さえ揃えれば簡単です。
冬の夜、亀がたぶん寒がっている!
トップ画像を見ていただければ分かる通り、とっても簡単で単純な水槽を作りました。
今まで私は、衣装ケースに水と砂利を入れるだけでした。陸地は無しです。
陸地を作ってしまうと、大きく成長したうちの亀子がケースから出てきてしまうためです。
昔まだ亀子が小さい時は陸地があったのですが、今は無くしています。
最近夜になると亀子がゴンゴンと音を立てて動き出すことが多くなりました。
「夜になると寒くて水から出たいから動き出すのかな?」
という結果に至り、陸地付きケースを作ろうと思いました。
どんな水槽にしたいか?
今回、水槽を作るうえで考えていたのは、
「亀の水の交換がめんどくさいから、どうにか簡単に水を取り換える方法はないかな・・・。」
と考えていて、陸地と水槽部分を分けることを考えました。
製作・準備するもの
だいたい予算としては5000円くらいかかります。
準備するものはネットでも地元のお店でも揃えられるものばかりだと思います。
必要なものは以下のものです。
- 衣装ケース 大きさによるけど3000円くらい
- ヒーター 大きさによるけど1500円くらい
- ワイヤーネット 100均で買える
- 芝生 100均で買える
- タッパー 100均で買える(500円のものを使用)
- ラップ 家にあると思う。
1.衣装ケース
衣装ケースは亀の大きさによります。
うちの亀子は、大きいので結構でかめの衣装ケースを買いました。
天馬のロックスという衣装ケースを使いました。
大きさは740Lです。
これを選んだ理由としては、広さもあって、高さもあったので、亀の脱走防止が出来るからです。
2.ヒーター
最初は、「冬でも、ある程度あたたかい水に浸かれるように」と思って買いましたが、亀子の様子を見ていると、そもそも冬に水の中に全然入らない!
なので、陸地側にヒーターを敷きました。
水槽となるタッパーの下にヒーターを敷いて、水を温めようと思っていました。
けれど、冬は陸地にいる時間が多いので、芝生の下にヒーターを敷くことにしました。
ヒーターの種類はいろいろあり、水槽天井に設置して、上から照射するヒーターや、赤外線ライトだったり、水の中に直接入れて温めるヒーターがあります。
私は敷くタイプのヒーターが欲しかったので、これを買いました。
みどり商会の「ピタリ適温プラス2号」を買いました。
サイズがいろいろあるので選びやすいと思います。
電源スイッチはついていないので、コンセントに差して始動するタイプです。
温度調節器も付いてないです。単純な作りです。
温度調節器はついていなくても、温度を感知して勝手に強弱を調節してくれているみたいです。
暖かくなるスピードはどれくらいなのか気になったので、コンセントに差して、手で触りながら確かめました。
20秒もすれば暖かさが分かり、1~2分すれば結構温かくなります。
ヒーター自体はラミネート加工されており、水に濡れても大丈夫です。
断線にだけ注意すれば大丈夫だと思います。
ヒーター部分を折って使うことは出来ないと思いますが、若干のカーブを持たせるくらいなら大丈夫かもしれません。
3.ワイヤーネット
これは100均で買いました。
最初は、陸地の台として1枚しか買わなかったんですが、陸地に上がるための坂をつけるためにもう1枚追加購入しました。
こんな感じのものが100均に売っているので、ネットで買うよりも数倍お得です。
ただ、100均のワイヤーネットを折り曲げて使うと、塗装がぺりぺりと剥がれます。致し方ない。
もしかしたらそこからサビていくかもしれませんが、まぁサビたら買いなおせば良いだけです。
(後日見てみると、やっぱり折り目の塗装が剥がれた部分がサビ始めていました。)
とりあえず、このワイヤーネットを2枚購入しました。
4.芝生
亀子にとって芝生が快適かどうかは分かりませんが、芝生にしてみたかったので、よく玄関とかに敷いてあるプラスチックの人工芝をつけました。
これよりもっとリアルな草の芝生があるのですが、洗うことを考えると、
これが一番水の切れがいいと思い、これを選びました。
そして、100均でも売っていて安いので、これにしました。加工もしやすいし。
リアルな芝生を切って加工すると、その切り口からどんどんほつれて使い物にならなくなるというレビューをどこかで見たので、注意してください。
以上の理由からプラスチックの人工芝をチョイスしました!
5.タッパー
イメージとしてはこういうものです。蓋はいらないです。
水が漏れなくて、洗いやすければなんでもいいと思います。
これも100均に売っていますが、大きいものだと500円でした。
衣装ケース自体に水を入れてもいいのですが、そうなると水の取り換えが大変になります。
なので、タッパーの水だけ替えれば良いように、タッパーを使いました。
6.ラップ
ラップはどこに使うの?って思うかもしれませんが、ワイヤーネットにぐるぐる巻きにして汚れが衣装ケースの下に行かないようにしました。
もし、陸地で亀子が糞やおしっこをした場合、芝生を洗って、そしてラップを取り換えればOKというようにしたかったのです。
これくらいは家にあるんじゃないかなと思います。
台座製作
以上のものをとりあえず買いそろえて、水槽をつくってみました。
まずは最初にワイヤーネットの両端を10cmくらいの部分で折り曲げて(コの字)、陸地の台を作りました。
もう一枚のワイヤーネットをタッパーと陸地の台とをつなぐ坂部分として、亀が登れる角度で折り曲げて設置します。
2枚のワイヤーネットは結束バンドで留めるといいと思います。
ちなみに、芝生も結束バンドでワイヤーネットと固定してもいいですが、そうなると汚れた時に結束バンドを切断することになります。
そこはお好みでどうぞ。
芝生を固定していないと、たまに亀が水の方に降りる時に、芝生がタッパーの水の中にずり落ちてしまいます。
まぁ、結束バンド自体そこまでお高いものでもないので、切断作業が追加されてもいいかもしれません。ハサミで簡単に切れますし。
完成形
うちの亀子には、この衣装ケースじゃ少々小さかったかもしれません。
タッパーに入ったら、水の面積部分が少ないです。
もっと大きくなったらどうしよう。。
水槽の大きさによって亀の成長って変わると聞いたこともあります。
今回大きくしたことにより、さらに大きくなってしまうかもしれません。
そうなるとお風呂で飼うことになってしまうかもしれません。。w
とりあえず、冬の寒さ対策として今回はミッション終了です!
亀子よ、これで寒い冬を乗り越えてね。
ちなみに、亀子はいつ見ても陸地でぬくぬくしていました。
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